ここ数日、九州で大変な大雨が続いておりますが、まずは被災者の方に、お見舞い申し上げます。また、現在も活動しておられる支援関係者の皆様に、二次被害が出ませんよう、願っております。 水害は海岸から遠く離れた内陸でも起こることがあり、オーパ・クラフトが位置する東海地方でも、三重県の山間地や岐阜でもかなり木曽三川や海から離れた地域で洪水被害が起こったこともあります。
こうした被災された地域の防災関係者の方々から、オーパのボートが防災用途に使えないか、回してもらえないかと要望が強かったことも、当社が防災ボート事業に乗り出した一つのきっかけでした。 オーパ・クラフトは地元大府市と2015年に連携協定を結び、水害に備えてボートを提供しています。本日は、地元テレビ愛知「夕方サテライト」の取材を受け、大府市さんの防災倉庫に格納された当社のボートについて、いろいろ説明させていただきました。
取材を受けた大府市さんの防災倉庫は小学校に併設され、軽トラなどもつけられるようポートが用意された立派なものですが、一般的な防災倉庫はコンテナを改造した倉庫などでは暑さ寒さなど過酷な環境になりやすく、また、様々な資材が積み重ねられ、いざという時に必要な機材を取り出しにくいという声も聞いておりましたが、当社の防災ボートはFRP製で長年の温度変化の繰り返しなどに強く、いつでも使えるという利点があります。
201707テレビ取材のため,公園内の起伏に富んだ道で機材を積み込んだボートを運ぶ様子。(公園内のボートの持ち込みは,公演管理者である大府市さんの許可を頂いております)
また、船体の重心近くに移動用タイヤをつけられるため、撮影用の機材を積んでそこそこの坂道を行き来しましたが、楽に移動できました。
公園内の池で,ボートの片側に寄っていただき,フロート付きのボートの安定性を体験していただいています。(公園内へのボートの持ち込みは,公演管理者である大府市さんの許可を頂いております。)【注意】ボートの片側に寄って,身を乗り出しているのは取材のための実験です。普段,このような使い方はされないようご注意ください。
今回の取材では、分割式ボートが手軽に使えることを中心に取材されていきましたが、オーパのフェンダーフロート付きのボートが素材ですので、もちろん、安定性の実験もされていました。写真のように、片側に3人もの人が寄っても、ボートに水は入ってきません(ただし、これは実験ですので、普段、このような乗り方をされないよう、ご注意ください)。
リポーターの方も最初は恐る恐る体重をかけていましたが、安心されたのか、途中から結構、船を揺り動かしていました。 これから編集作業に入られるそうで、どんな仕上がりとなるのか、楽しみです。放映は来週7月13日(木)、16:54からのテレビ愛知「夕方サテライト」です。小さな驚きカンパニーという枠の17:15くらいから取り上げられるとのことでした。皆様、ぜひご覧ください。