小型船舶の船舶検査などを行っている日本小型船舶検査機構(JCI)さんの調査報告「平成28年 ミニボートに係る海難実態基礎調査」にオーパ・クラフトのボート製造が取り上げられました。
JCIさんは,「小型船舶を取り巻く技術の進歩、多様化、複雑化、環境規制などに的確に対応するため、小型船舶に関する幅広い分野について様々な調査研究」を実施しています。
今回の調査報告では,ミニボートの製造業者及び輸入販売業者を対象に社内検査の基準や実施状況についてアンケート調査が実施されましたが,ミニボートの設計思想や構造についてより踏み込んだ実態を把握するためとしてミニボートの製造業者への訪問調査を実施され,その一箇所としてオーパ・クラフトが選ばれました。
日本小型船舶検査機構(JCI)さんの調査報告「平成28年 ミニボートに係る海難実態基礎調査」でオーパ・クラフトの新型フロート開発時の振動耐久試験の様子を取り上げていただいております。
調査報告ではオーパ・クラフトの製造実態や品質保証・品質管理体制について紹介されています。例えば,当社が、ミニボート技術指針に比べてはるかに厳しい社内基準を独自に制定し,製造工程のポイント・ポイントで検査を行っていること,FRPのしなやかな強度のもととなる,ガラス繊維の種別の選び方や樹脂の管理方法,フロートなどオプション品を開発した際に独自に実施している振動耐久試験の様子などを取り上げていただいております。
また,ミニ・ボートの製造や品質管理全般のみならず,どのくらい遠くからミニボートが見えるのかなど,安全なミニボートの扱い方に関連する情報が沢山掲載されています。ご興味のある方は,報告書がJCIサイト内でPDFファイルとして公開されていますので,ご覧ください。